【ご案内】Chronosky's Diary

【ニュースと書籍のセレクトショップ】 はじめまして! 「 Chronosky's Diary」(仮)をご覧いただき、ありがとうございます。 書籍を読んだりニュースを見たりして考えたことを記録していきます。

タダ働きの心理学 〜「考えている」ではなく「考えさせられている」?〜

いいですか皆さん。 人の善意につけ込んで労働力をタダで使おうとする。それは「搾取」です。 例えば、「友だちだから」「勉強になるから」「これもあなたのためだから」などと言って正当な賃金を払わない。このような「やりがい搾取」を見逃してはなりませ…

今、辛い想いをしている人へ。読書は「いま、ここ」から抜け出す武器になる。

今、辛い想いをしている人へ。 もし、あなたに直接会うことができたら、わたしで良ければ、たくさん話を聞いてあげたい。 そして最後に、あなたにピッタリの一冊を選んで渡してあげたい。「大丈夫。この本を読めば、きっとあなたの助けになるはず」と。 読書…

【読書】速さは全てを解決する ─『ゼロ秒思考』の仕事術─(赤羽雄二)

本当の「働き方改革」を目指そう スピードアップの鍵は、「仕事のスピードは無限に早くなる」「思考のスピードは無限に早くなる」という信念のもと、あらゆる創意工夫をし続けることだと考えている。 どんな名門企業にも、仕事の非効率は山ほど存在します。 …

【読書】外資系コンサルの知的生産術 ─プロだけが知る「99の心得」─ (山口周)

考え方をトレーニングしても、行動に移せなければ意味がない この十年ほどのあいだ、現役コンサルタントや元コンサルタントの書いた「論理思考」や「仮説思考」といった「思考」技術に関する本がとてもよく売れています。いままさにこの本を手に取られている…

【読書】ゼロ秒思考 ─頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング─(赤羽雄二)

トレーニングで大切なのは「続ける」こと 心の整理をし、考えをまとめ、深める方法があったら、誰でも別人のように成長できる。 「もっと自分も頭の回転が速くなれば良いのに」。 そう思ったら読むのがこの本です。「A4用紙に、自分の考えを1分以内にメモし…

【読書】読書を仕事につなげる技術(山口周)

読書のスタートは「読書についての本」から 本書の目的は、「読書はそれなりにしているのに、読書で得られた知識や感性を、うまく仕事に活かせていないなあ」と感じている人に、「読書を仕事につなげる」技術について、筆者がこれまでに実践してきたことをお…

【読書】池上彰の教養のススメ(池上彰)

「なぜ教養が必要なのか?」 世界を知り、自然を知り、人を知る。すると、世の理が見えてきます。 分かりやすい入門書なら、池上彰さんの本の右に出るものはありません。 かつてNHKにいた時に「週刊こどもニュース」のお父さん役として大活躍。ニュースの本…

言葉にすることから逃げないこと

仕事をしていて、上司や同僚から「なぜそう考えたの?」と深掘りされ、言葉に詰まってしまった経験はありませんか? 私は何度もあります。悔しいですよね、アレ・・・。 そもそも、全てのものごとを、言葉で説明する事はできるのでしょうか? 「言葉で表せない…

若いうちから考える働き方のリスクヘッジ ─転職とポータブルスキル─

働き方はさまざまです。 出世を目指したい人もいれば、ゆったりと働きたい人もいます。どちらの生き方も正解、人それぞれ答えは違います。 ただし、どちらのルートを辿るにせよ大切なのが、リスクヘッジです。 会社の寿命はますます短くなり、テクノロジーが…

【読書】外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント(山口周)

仕事の「炎上」を避ける危機管理術 筆者はコンサルタントという仕事をすでに十年以上続けていますが、プロジェクトを炎上させたことが一度もありません。 「炎上」とは、「ある人やチームの仕事がキャパシティ越えしてしまう状態」を意味します。 当初予定し…

【読書】僕らが毎日やっている最強の読み方(池上彰・佐藤優)

ビジネスパーソンが知識を磨くための最良の教科書 でも、傍から見るほど苦しくはないのですね。毎日の勉強で視野が広がったときの喜び。国際情勢に対する自分なりの読みが当たったときの満足感。きっと、こうした知的快楽に背中を押されて、私たちは走ってい…

【読書】トップ1%に上り詰めたいなら、20代は"残業"するな(山口周)

幸せな人生を送りたいなら、キャリア論を考える 重要なのは「自分という船」の船長になる、という気構えを持つことです。 社会人一年目だった時、私は途方に暮れていました。 何が正解なのか分からない。何から始めれば良いのか分からない。 大学でも大した…

【読書】組織の掟(佐藤優)

組織に潰されないために、組織の掟を知ろう 佐藤「それはいくらなんでも滅茶苦茶じゃないですか。何かあったら外務省と大使館は一切責任をとらずに僕に被せるということじゃないですか」 総括公使「何もなければ問題ないじゃない。佐藤ちゃんだったら、こん…

【読書】職業としての小説家(村上春樹)

小説家の人生から学ぶ仕事術 僕はそのときに、何の脈絡もなく何の根拠もなく、ふとこう思ったのです。「そうだ、僕にも小説が書けるかもしれない」と。 芸術家の頭の中を、一度で良いからのぞいてみたい。 それが第一級の、それも村上春樹さんのように国際的…

【読書】新・独学術(侍留啓介)

ビジネスパーソンの知的戦闘力を高める「受験参考書」の勉強法 裏を返せば、大学受験程度の知識を持っているだけで、さまざまな場面で本質的な意見を言ったり、相手に「この人の話に耳を傾けよう」と思わせることができるのです。 すぐ役に立つことは、すぐ…

【読書】読書の技法(佐藤優)

知の巨人に学ぶ「時間を圧縮する読書術」 なぜ、読書術が知の技法のいちばん初めに位置付けられなくてはならないのだろうか。 それは、人間が死を運命づけられている存在だからだ。そのために、時間が人間にとって最大の制約条件になる。 率直に言って、上級…

【読書】世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? ─ 経営における「アート」と「サイエンス」─(山口周)

ロジカルシンキング・MBAは「時代遅れ」? グローバル企業が世界的に著名なアートスクールに幹部候補を送り込む、あるいはニューヨークやロンドンの知的専門職が、早朝のギャラリートークに参加するのは、虚仮威しの教養を身につけるためではありません。彼…

【読書】村上さんのところ(村上春樹)

他人の人生経験を、自分のものにする でも大変だったけど、楽しかったですよ。この仕事をしていてつくづく実感したのは、世の中にはバルク(嵩)が大事な意味を持つものごとがあるんだな、ということでした。 (↑読者から寄せられた37,465通のメールを前にし…

【読書】ゼロ ─ なにもない自分に小さなイチを足していく(堀江貴文)

最初の一歩が踏み出せない時は 僕自身の話をしよう。学生時代、僕は自分にまったく自信を持てなかった。中学高校では落ちこぼれだったし、女の子にはモテないし、大学に入っても麻雀や競馬に明け暮れる毎日だ。コンプレックスの塊で、自分という人間を信じる…

【読書】「ズルさ」のすすめ(佐藤優)

弱者のための自己啓発本 私が読者にすすめるのは、ほんの少しだけ「ズルさ」を身につける事だ。 「自己啓発本=意識高い系のためのもの」なのでしょうか? みなさんの周りにも、いわゆる「意識の高い」人がいると思います。平日は深夜まで身を粉にして働いて…

【音楽】上原ひろみ & 東京スカパラダイスオーケストラ『水琴窟』

ジャズを代表する2つの才能のぶつかりあい。 クールで疾走感溢れる一曲です。 www.youtube.com

スランプを乗り越えるために試してほしい3つの考え方(村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』)

小説から学ぶスランプの乗り換え方 「俺は思うんだけど、自分にとっていちばん大事なことは何かというのを、お前はもう一度よくよく考えてみた方がいいと思うよ」 誰にでも「スランプ」は訪れます。 何をやっても上手くいかない。何から始めれば良いのか分か…

【読書】ねじまき鳥クロニクル(村上春樹)

大切な何かを取り戻すために 「表面的に見れば、これは馬鹿みたいに単純な話なんだ。僕の奥さんがどこかで男を作って家出した。彼女は離婚したいと言っている。綿谷ノボルの言うように、そんなものはたしかに世間によくある話だ。あれこれ余計なことを考えず…